[雑談]心霊体験話のいくらかは

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この件の悪友トラと心霊スポットめぐりをしていた頃の話。

当時、「幽霊ビデオ」を送り、採用されたなら100(?)万円というテレビ企画があった。
トラと私は賞金を狙い、佐賀県のある心霊スポットに毎夜向かった。
 
場所は、「福岡側から三瀬峠を超える坂の途中から右に入った場所にある廃旅館」である。
今はもう無い。

幽霊撮影といっても、霊能者の知り合いも居ず、幽霊を呼び出す事もできないので
「撮れるまで、ひたすら籠もる」という安直な戦略だった。
 
初めのうちは真面目に篭っているのだけども、
3日も過ぎれば、慣れて怖さも無くなり「夜・廃墟に居るだけ」と感じるようになる。

そうなると、当然、退屈もしてくる。

なので、暇になると、屋根裏に潜み、
他の心霊スポット探索の人が来ると…。

上から物を落としたり、妙な声を上げたり、鍋叩いたりして
驚いて逃げる様を笑ってみていた。

今考えれば、なかなかのバカで最低である。


10日以上は篭ったのだが、
私達には賞金を得るチャンスも訪れなかった。

心霊スポットの体験話のいくらかは
くだらない「いたずら」でできています。


注意書き:
可能な限り記憶に忠実に記述しています。
しかし、公開するものであること・記憶の劣化に伴う次の事柄をご了承ください。
(1) 記録であるため、「物語的な結末」は期待できません。
(2) 記事中の写真・地名・人名・店名など、全ての名称は実際のものとは完全に変えてあります。
(3) 人との会話は正確に覚えていない事が多く、その殆どは「こんな感じの会話」です。
(4) 日付を覚えていないことが殆どですので、記録の日付は適等です。
(5) (?)マークの付いた表現は記憶が曖昧であることを意味します。

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